Illustmaker 使い方マニュアル
ブラウザだけで動く、無料のベクターイラスト作成ツール「Illustmaker」の使い方ガイド。
基本操作から実践的なテクニックまで。
| 動作環境 | PC のモダンブラウザ(Chrome / Safari / Firefox / Edge 最新版) |
|---|---|
| 登録 | 不要。ブラウザでアクセスするだけ |
| 保存 | ブラウザ内に自動保存。ファイル書き出しも自由 |
| 料金 | 完全無料。商用利用 OK |
クイックスタート
初めての方向けに、最初の図形を作って書き出すまでを駆け足で。
1. エディタを開く
トップページの「今すぐつかう」ボタン、または /illustmaker/app/ に直接アクセス。初回起動時はキャンバスサイズを選ぶダイアログが表示されます。
2. 図形を描く
左のツールバーから 長方形(R) を選び、キャンバス上でドラッグ。Shift を押しながらドラッグで正方形になります。
3. 色を変える
図形を選択した状態で、右パネルの「塗り」「線」をクリックしてカラーピッカーで色変更。
4. 書き出す
上部メニューの ファイル → 書き出し、またはツールバーの SVG書出 ボタンから SVG / PNG / JPEG / PDF を選んで保存。
ツール一覧
左のツールパネルから選択できます。括弧内はキーボードショートカット。
V | 選択ツール | 図形をクリックやドラッグで選ぶ。Shift で複数選択、Alt+ドラッグで複製。 |
A | ダイレクト選択 | アンカーポイント単位で編集。パスの形を細かく調整。 |
Q | なげなわ選択 | 自由形状で囲んで一気に選択。 |
P | ペン(ベジェ) | クリックで直線、ドラッグでベジェ曲線。プロ仕様の描画。 |
R | 長方形 | ドラッグで長方形。Shift で正方形、Alt で中心から。 |
O | 楕円 | ドラッグで楕円。Shift で正円。 |
| — | 多角形 / スター | ホバーで頂点数・凹凸度などのオプション。 |
L | 直線 | 2点を結ぶ線。Shift で角度を 15° 刻みに。 |
T | テキスト | クリックで点テキスト、ドラッグでエリアテキスト。1500+ フォント対応。 |
I | スポイト | 他の図形の塗り・線スタイルを抽出して適用。 |
G | グラデーション | 線形/放射状グラデーションを設定。 |
N | ペンシル | フリーハンドで描いたパスを Schneider 法で滑らかに自動補正。 |
B | ブラシ | 画像レイヤーに直接ペイント。 |
E | 消しゴム | パスを削るか、画像から消す。 |
H / Space | 手のひら | キャンバスをドラッグで移動。Space は一時切替。 |
ショートカット一覧
ファイル操作
| 新規ドキュメント | ⌘N |
|---|---|
| SVG 書き出し | ⌘E |
| 名前を付けて保存 | ⌘S |
| 開く | ⌘O |
編集
| 取り消し | ⌘Z |
|---|---|
| やり直し | ⌘⇧Z または ⌘Y |
| 切り取り / コピー / ペースト | ⌘X / ⌘C / ⌘V |
| 複製 | ⌘D |
| すべて選択 / 解除 | ⌘A / ⌘⇧A |
| 削除 | Delete または Backspace |
表示
| 拡大 / 縮小 | ⌘+ / ⌘- |
|---|---|
| 全体表示 | ⌘0 |
| 100% | ⌘1 |
| グリッド切替 | ⌘' |
| ルーラー切替 | ⌘R |
整列・配置
| 前面へ / 背面へ | ⌘] / ⌘[ |
|---|---|
| 最前面 / 最背面 | ⌘⇧] / ⌘⇧[ |
| グループ化 / 解除 | ⌘G / ⌘⇧G |
| ロック / 解除 | ⌘2 / ⌘⌥2 |
レイヤー
右パネルの「レイヤー」タブで管理。アイコンで表示 / ロック / カラータグを設定できます。
- 表示切替:👁 アイコンをクリック
- ロック:🔒 アイコンで誤操作を防止
- 並べ替え:レイヤー行をドラッグして上下入れ替え
- フォルダ化:複数選択して「フォルダ」ボタンでまとめる
- 色タグ:左端の四角をクリックして色分け、視認性UP
配色・グラデーション
単色塗り
右パネル「塗り」→「単色」を選び、カラーピッカーで指定。HEX 入力、Adobe 風カラーパレットから選択も可能。
グラデーション
G キーまたは「塗り」→「グラデ」で起動。
- 線形・放射状を切替
- カラー停止点(gradient stop)を追加 / 削除 / ドラッグで移動
- 角度をドラッグハンドルで調整
カラー パレット保存
カラーピッカーの「+」ボタンで現在の色を保存。よく使う配色をプロジェクトごとに管理できます。
テキスト
点テキスト・エリアテキスト
- クリック:1行の点テキスト
- ドラッグ:囲んだ範囲に流れるエリアテキスト
フォント
Google Fonts 1500+ を内蔵。Adobe Fonts、ローカルファイル(.ttf / .otf / .woff / .woff2)の読み込みも可能。
パス沿い文字
パスを選択 → 右パネル「テキスト」→「パス沿いに配置」で、曲線に沿った文字レイアウトに変換できます。
エクスポート
SVG | ベクター | 編集可能なベクターデータ。Web・印刷両用 |
SVG最適化 | ベクター | 不要属性を削除・圧縮した軽量 SVG |
PNG | ラスター | 透過対応。サイズ倍率指定可(1x / 2x / 3x) |
JPEG | ラスター | 非透過。品質指定可 |
PDF | ベクター | 真のベクター PDF(TCPDF)。印刷データに最適 |
.ai互換 | ベクター | Adobe Illustrator が開ける SVG ベース |
.json | プロジェクト | 編集状態をまるごと保存。バックアップ用 |
印刷・入稿フロー
Illustmaker で作成したデータを印刷会社に入稿するときの推奨手順です。
1. 入稿前チェックリスト
- 仕上がりサイズ・トンボ・塗り足し:印刷会社のテンプレートに合わせる(塗り足し通常 3mm)
- 解像度:埋め込み画像は実寸 300dpi 以上
- フォントアウトライン化:必ず実施(後述)
- 色域:印刷は CMYK、Web の RGB から変換が必要(後述)
- 透明効果・ブレンドモード:印刷所によっては非対応。事前確認を
2. フォントのアウトライン化
テキストを画像化(ベクターパスに変換)することで、印刷先でフォントが無くても再現できます。
- 方法 A:ツールメニューから「テキスト → アウトライン化」を実行
- 方法 B:MCP API
illust.outline_textでセッション内のすべてのテキストを一括変換
アウトライン化後はテキストの再編集ができなくなるので、元データは別途保存しておきましょう。
3. CMYK 変換(重要)
Illustmaker は RGB ベースで動作します。CMYK が必要な印刷物の場合は、最終データを以下のいずれかでCMYK変換してください。
- Adobe Illustrator で開き、ファイル → ドキュメントカラーモード → CMYK
- Adobe Acrobat Pro で「印刷工程 → カラー変換」
- InDesign に貼り付けて書き出し設定で CMYK 化
特に、印刷で色が大きく変わりやすいビビッドな青・緑系(ネオン系)は要注意。発色の落ち込みを試刷りで確認してください。
4. PDF 書き出しのおすすめ設定
| 用途 | 設定 |
|---|---|
| Web 用 PDF | そのまま「PDF」エクスポート。サイズ重視 |
| 印刷入稿用 | 「PDF」エクスポート後、Illustrator/Acrobat で PDF/X-1a に再書き出し |
| ベクター品質保持 | 透明効果は分割・統合せず、ベクター属性のまま出力 |
5. .ai 互換書き出しと再編集
.ai 互換 は SVG 形式に Illustrator の名前空間を付与したもので、Adobe Illustrator が開けます。受け取った側で CMYK 変換・トンボ追加・最終調整できます。
完全な .ai バイナリ形式ではなく Illustrator が読み込める SVG なので、一部の特殊効果(複雑なパターン、グラデーションメッシュなど)は失われる可能性があります。
6. 印刷入稿PDF(v3.0新機能)
商用印刷会社へ入稿できるトンボ・塗り足し付きPDFを直接書き出せます。エディタから書き出し、または AI/MCP 経由で illust.export_print_pdf を呼ぶことで利用可能。
- トンボ: コーナー4箇所 + センター4箇所 + 塗り足し補助線を自動付与
- 塗り足し: 3-20mm 可変
- レジストレーションマーク: 4色対応(オプション)
- プリフライト診断:
illust.preflight_checkで塗り足し漏れ・未アウトライン化・RGB→CMYK警告を 0-10点スコアで返却
可変データ印刷
CSVから 100枚〜数千枚 の名刺・ラベル・チケット・名札を一括生成できます。専用ページ: /illustmaker/batch/
- テンプレ選択: 名刺/ロゴ/チラシ/カード/クーポン/バナーから選ぶか、自作プロジェクトJSONをアップロード
- CSV入力: ヘッダー行に変数名(
name, title, phone等)、データ行に値。ドラッグ&ドロップ・ペースト・サンプル自動生成の3経路 - プレビュー: 先頭6件を即SVG表示で確認
- 一括出力: SVG-ZIP / PNG-ZIP / PDF面付け(A4/A3/Letter・列数行数余白指定可)
テンプレに {{name}} のようなプレースホルダーを書くと、CSVヘッダーと一致した値が自動置換されます。MCP illust.batch_render でAI経由でも実行可能。
テンプレ・部品ライブラリ
サーバー側に保持された高品質な部品・テンプレートをAIから検索・利用できます。
| テンプレ(7種) | 名刺:和モダン / 名刺:モダンIT / ロゴ:モノグラム / SNSバナー 1080 / A4チラシ / サンクスカード / クーポン |
|---|---|
| アイコン(12種) | 星 / ハート / チェック / 右矢印 / メール / 電話 / 位置 / カレンダー / 地球 / 設定 / 人 / 時計 |
| フレーム(3種) | 円フレーム細 / 角飾り四角 / 角丸フレーム |
| 装飾(4種) | ジグザグ / 星3つ / 二重線 / フラリッシュ |
MCPツール: illust.library_search / illust.library_use / illust.template_list / illust.template_render
ロゴファクトリー
ロゴ制作の量産処理に特化したMCPツール。
- カラーバリエーション一括生成 (
illust.logo_variations) — mono / inverse / gray / orange / blue / red / green / gold の8パターン。各バリアントごとに新セッション作成 - ロゴキット一括書き出し (
illust.logo_export_kit) — 9種類のサイズをZIPで:favicon-16/32, apple-touch-180, PWA-192/512, Twitter card 1200×630, Instagram 1080, master SVG, master-print SVG
ライブトレース(画像→ベクター変換)
ラスター画像オブジェクトを potrace でベクターパスに変換します。手書きスケッチからロゴ起こし、AI生成画像のベクター化に。
パラメータ: 二値化閾値 / ノイズ除去 / 最適化許容差 / 塗り色 / 元画像置換有無
MCPツール: illust.live_trace
画像生成 / AI Vision批評(BYOK)
BYOK = Bring Your Own Key。ユーザーご自身のAPIキーで画像生成・AI批評が実行できます。ASIサーバーはキーを一切保管しません(透過プロキシ)。
- 画像生成 (
illust.generate_image) — OpenAI DALL-E / Recraft API を呼び出し、生成画像を image オブジェクトとして配置 - AI Vision 批評 (
illust.critique) — 現在のセッションをPNGレンダリング → Claude/GPT Vision に投げて批評をJSONで返却(score 0-10 / 問題点 / 改善提案 / 良い点)
「描く → AI自己評価 → 修正」を繰り返すワークフローに使えます。
グラデーションメッシュ
バイリニア補間で4隅または N×M グリッドの色を補間し、滑らかな2D色グラデーションを生成します(576〜3600ポリゴン)。
- エディタの「AI」メニュー → 「グラデーションメッシュ」から GUI 配置可能(位置・サイズ・4隅色・detail)
- MCPツール:
illust.add_mesh_gradient—{session, x, y, w, h, cols?, rows?, detail?, corners?, colors?} detail(8-60) で滑らかさ調整。cornersで[tl, tr, bl, br]、またはcolorsで N×M グリッド全色指定
ブランドキット保存
パレット・フォント・アセットURLをひとまとめにブランド資産として保存。匿名 owner_fp(ip+ua hash)ベースなので、ログイン不要で複数キット管理可能。
- エディタの「ファイル」メニュー → 「ブランドキット」から保存・呼び出し・削除
- MCPツール:
illust.brand_save/illust.brand_list/illust.brand_delete - 保存内容:
{name, palette[], fonts[], assets[]}(kit_id指定で上書き)
リアルタイム共同編集(v5.0 / mode='edit')
共有リンクを mode='edit' で発行すると、複数人が /illustmaker/live/{token} から同時に図形を描画・移動・削除できる完全共同編集モードになります。Figma 的な「同じキャンバスを複数人で触る」体験が、専用クライアント不要・ブラウザだけで実現。
- HTTP long-polling(25秒)+ LWW(Last-Write-Wins)競合解決。WebSocket 不要、ファイアウォール越えやプロキシ環境でも動作
- 同時編集ロック: 移動・編集中のオブジェクトは他参加者から保護(5秒で自動解放)
- カーソル・選択範囲共有: 他参加者がどこを見て・何を選んでいるか即時表示(カーソルは~80msでブロードキャスト)
- 参加者リスト: 上部アバター + 右パネルで色付き表示
- 図形ツール: 選択 / 長方形 / 楕円 / テキスト / 直線(軽量MVP)。今後ペン・パスファインダー等を追加予定
- MCPツール:
illust.collab_join/illust.collab_leave/illust.collab_op_submit/illust.collab_poll/illust.collab_status
用途:複数デザイナーの同時ブレスト・社内ワークショップ・チーム MTG でのアイデア出し・教育現場のグループ演習 など。
バージョン履歴・コメント
セッションの状態を名前付きバージョンで保存・後から復元できます(最大30バージョン)。座標付きのコメント・アノテーションも残せます。
- バージョン保存:
illust.session_snapshotでラベル付きで保存 - バージョン復元:
illust.session_restore。復元前に現状を自動スナップ - コメント:
illust.session_comment(action=add/list/resolve/delete)。座標・対象オブジェクト指定可・解決マーキング対応
マクロ(操作の連鎖を保存・再生)
MCP呼び出しの連鎖をマクロとして保存し、変数置換で再実行できます。「ロゴパーツを3つ追加→整列→グループ化」のような複合操作を1コマンド化。
illust.macro_saveでステップ配列を保存({{var}}変数対応)illust.macro_listでセッション内マクロ一覧illust.macro_runで実行
セキュリティ: マクロ内で使えるメソッドはホワイトリストで厳格に制限。BYOK系(画像生成・AI批評)やネットワーク系(URL取得)は実行不可。
ギャラリー(コミュニティ)
作品を /illustmaker/gallery/ に投稿して公開できます。匿名OK・登録不要。
- エディタの「ファイル」メニュー → 「ギャラリーに投稿」から
- リミックス: 他のユーザーの作品を読み込んで再編集可能(プロジェクトJSONが公開されているため)
- コメント・いいね・通報機能あり(3件通報で自動非表示)
- カテゴリ(icon/logo/illustration/character/ui/pattern/other)・タグ・新着/人気/トレンドソート
- AIから操作:
gallery.submit/gallery.list/gallery.get/gallery.remix/gallery.comment/gallery.list_comments
MCP API(AI連携・全102メソッド)
AIエージェント(Claude Desktop / Cursor / Cline 等)から直接エディタを操作できる Model Context Protocol サーバーを公開しています。
- npm:
@illustmaker/mcp(86ツール) - HTTP API:
https://asi.co.jp/illustmaker/api/mcp.php(102メソッド) - 完全リファレンス: MCPドキュメント
- llms.txt: /illustmaker/llms.txt(AIエージェント向け簡潔リファレンス)
セッション作成・図形追加・パスファインダー・整列・マスク・テキスト編集・印刷PDF出力・テンプレ展開・画像生成・AI批評・マクロ・ギャラリー投稿まで全てAIから操作可能。
互換性マトリックス
本ツールで「できること」「現状できないこと」をまとめます。プロ用途で検討する際の参考にしてください。
サポート機能
| ベジェ描画(ペンツール) | ✓ ハンドル付きアンカー操作対応 |
|---|---|
| シェイプ | ✓ 矩形・楕円・多角形・スター・直線 |
| フリーハンド・ペンシル | ✓ Schneider 曲線フィッティング |
| テキスト(点・エリア) | ✓ パス沿いテキスト含む |
| パスの結合・分割 | ✓ |
| レイヤー / グループ | ✓ フォルダ階層対応 |
| 整列・分布 | ✓ 8 種(左/中央/右/上/中段/下/水平分布/垂直分布) |
| クリッピングマスク | △ 簡易対応(複雑なネストはIllustrator側推奨) |
| 不透明度・透過 | ✓ 0–100% |
| 線形・放射状グラデーション | ✓ |
| グラデーションメッシュ | ✗ 非対応 |
| パターン塗り | △ 単純パターンのみ |
| ブレンドモード | △ 一部対応(multiply/screen/overlay 等基本) |
| シンボル | ✗ 非対応(duplicate で代替) |
| 3D 効果 | ✗ 非対応 |
| カラーモード | RGB のみ(CMYK は外部変換) |
| カラー管理(ICC プロファイル) | ✗ 非対応 |
| フォント埋め込み(SVG) | ✓ Google Fonts は CDN 参照、ローカルは Base64 埋め込み |
| アウトライン化 | ✓ outline_text |
| SVG 読込 | ✓ ほぼフル対応(一部 filter は簡略化) |
| SVG 書出 | ✓ 最適化版/フル版 |
| PNG / JPEG 書出 | ✓ 1x/2x/3x スケール対応 |
| PDF 書出 | ✓ TCPDF ベース。真のベクター |
| PDF/X-1a 直接書出 | ✗ Illustrator/Acrobat で変換推奨 |
| AI 互換書出 | ✓ Illustrator で開ける SVG ベース |
| .eps | ✗ 非対応 |
日本語フォント・ライセンス
- Google Fonts 内蔵(Noto Sans JP / M PLUS 系 / Zen 系など)— SIL Open Font License。商用可
- Adobe Fonts(要 Creative Cloud 契約)— Adobe の利用規約に従う
- カスタムフォント(.ttf/.otf/.woff/.woff2)— 端末内のみ登録。サーバーへ送信されません。商用利用は各フォントのライセンス確認を
日本語版ではアウトライン化することで、印刷先でのフォント問題を回避できます。
SVG出力の他ツール互換度
本ツールは標準SVGを出力するため、ほぼすべてのベクター編集ソフト・ブラウザ・印刷RIPで開けます。複雑な要素の互換性目安:
| テキスト | ✓ ほぼ全ツールで互換 |
|---|---|
| パス(ベジェ) | ✓ 完全互換 |
| レイヤー(SVG <g>) | ✓ ほぼ完全互換 |
| クリップ・マスク | △ シンプル形のみ広く互換 |
| パターン・3D効果 | △ ベクター編集ソフトで再構築が必要な場合あり |
| カラー(CMYK) | 本ツールは illust.export_print_pdf で印刷入稿PDF出力可(v3.0以降) |
大量データ・性能
ブラウザベースのツールのため、扱えるオブジェクト数には実用的な上限があります。
推奨ガイドライン
| 500 オブジェクト以下 | 軽快に動作。問題なし |
|---|---|
| 500 〜 2,000 | 動作可能。複雑な編集はやや重い |
| 2,000 〜 5,000 | 動作可能だが要注意。レイヤー分割推奨 |
| 5,000 超 | 非推奨。batch_render で個別生成を検討 |
大量量産の推奨フロー
- 1 ファイル=1 デザイン に分割
illust.batch_renderで CSV データを流し込む- 出力は
pdf-imposition/png-zip/svg-zip - 最大 1,000 件まで 1 リクエストで処理可
埋め込み画像のサイズ目安
- 個別画像:5MB 以下推奨(API
import_from_urlの上限) - 1 セッションの総保存サイズ:5MB 以下
- 大きい画像は事前に圧縮・リサイズ
テクニック集
1. Alt+ドラッグで複製しながら移動
選択ツールで Alt(Mac は Option)を押しながらドラッグすると、図形を複製しつつ動かせます。連続複製にも便利。
2. Shift で 15° 刻みの回転
回転ハンドルを Shift を押しながらドラッグすると 15° 単位でスナップ。正確な傾きを作るときに。
3. スマートガイドで自動整列
上部の スマートガイド をオン。図形を動かすと近くの図形に対して自動でガイド線が表示され、ピタッと整列します。
4. 連番テキストを一気に
テキストを縦に並べてグループ化 →「整列・均等配置」で間隔を揃えると、メニュー表や価格表が一気に整います。
5. なげなわで遠い図形をまとめて
大きな絵で離れた図形を選ぶときは Q(なげなわ)で囲って一括選択。Shift で追加選択もOK。
6. スポイトでスタイル統一
気に入った塗り・線の図形があれば I でスポイト → 他の図形に同じスタイルを瞬時に適用。
7. パスの結合 / 分割
2つのパスを選択 → 右クリック「パスを結合」で1本に。逆にアンカーポイントで切断もできます。
8. ガイドラインを引く
ルーラー(⌘R)の目盛りからドラッグで水平・垂直のガイド線を作成。⌘; でガイド全体の表示切替。
9. レイヤーカラーで仕分け
ロゴ案 A・B・C をレイヤーカラーで分けると、視覚的に切替が一発でわかる。チームレビューにも便利。
10. 自動保存で安心
編集のたびにブラウザ内(localStorage)に自動保存。タブを閉じても次回開いた時に復元できます。
よくある質問
商用利用は可能ですか?
はい、完全無料で商用利用可能です。作成したデータは利用者ご自身に帰属します。
スマートフォンでも使えますか?
PCブラウザ向けに設計しています。スマートフォンでアクセスすると警告が出ますが、機能上は PC のみのサポートです。
データはクラウドに保存されますか?
いいえ、ブラウザ内(localStorage)に保存されるだけで、サーバーには送信されません。書き出したファイルはご自身で保管してください。
Adobe Illustrator のファイルは開けますか?
SVG として書き出されたファイルなら開けます。.ai 互換書き出しにも対応しているので、Illustrator との往復編集が可能です。
AI に操作させたいです
MCP API に対応しています。AIエージェントのマニュアル をご覧ください。
使ったことがなくても大丈夫?
Illustrator 経験があれば違和感なく使えるはずです。初めての方も「クイックスタート」セクションから始めれば、5分で図形を書き出せます。
問い合わせ先は?
ASI Studio お問い合わせ までお寄せください。